2024-少年の祭典「ボレロ」-公演終了!

2024年12月8日カルツかわさきにて-少年の祭典「ボレロ」-公演終了!
37年目を迎えた今年も世代を超えた大勢の人が集まって幕を上げることができました。

どんなに小さい子も大人も「ボレロ」が流れると自然反応する。みんな「ボレロ」大好きなのだ。「ボレロ」のリズムが太古からの鼓動となってそこに波が生まれ、お互いをつなげてしまう。「ボレロ」など何も知らない1歳半の子が小さな手で石ころを叩きママやパパがそれを応援する。3歳になった子がカスタや鈴を自分の声にする。小学生になると好きな楽器が出てくる。私はヴァイオリン、僕はトランペット、僕はチェロだ。もちろんそれを支えるのは吹奏楽の面面だ。子供たちの勢いに負けじと高らかに吹き始めるそして舞台上部を占めるのは毎年参加の混声コーラス。身体の深くから歌い上げる。これはなんだろう!決してりっぱなオーケストラでもない。決して立派な合唱団でもない。でも「ボレロ」なのだ。愛好家の楽しむ会と言ってしまうのとは何かが違う、でも命の続く限り1年に1度人と人が「ボレロ」で知り合い、歌い奏で、そしてまた来年に向かい、元気に歩き出せたら!!

この思いを多くの人に知ってもらいたい!仲間になってもらいたい!取り組みに参加することのできる人が増えることを心から願うばかりです。

今年のウインドウオーケストラは素敵だった。子供の大好きなトトロのメロディー、酒井先生のメリハリのあるタクトで音がどんどん変わっていく。動いて行く。飛んで行く。

子供たちと歌う「友達はいいもんだ」も最高だった。子供たちが体中を張り上げて”♪~友達はいいもんだ。みんなは1人のために~♪”と歌う。なんとかっこいいことか。そして混声コーラスの「大地讃頌」。なんと管楽器の人たちが何人も「大地讃頌歌」を歌ってくださった。これも最高に嬉しい。

そして今回も花岡陽子スパニッシュダンスカンパニーの皆さんによる煌びやかなフラメンコもこの舞台に花を添えてくださる、感謝。

これまで「ボレロ」に関わってこられた皆さん、ボレロを楽しむ会ホームページにQRコードにアクセスしてください。宜しくお願いします皆さんの力で来年また元気にお会いしましょう。

実行委員会の皆さんお疲れ様でした。そして川崎市をはじめ、多くの協賛後援をしていただいた関係団体の皆様に心から感謝を申し上げます。この「ボレロ」が皆さんのご家庭の中にいつまでも鳴り響き、持続する取り組みであることを願っています。ますますのご協力を心からお願い申し上げます。

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